観タ・聞イタ・読ンダ等

カテゴリ:観タ・見タ( 17 )

ウェルカム・ホーム!

鷺沢萠脚本&プロデュースの公演。実質的な彼女の遺作。

はっきり言って、稚拙。役者さんも、スタッフも。脚本にも不要と思われる暗転がいくつか。でも、そんなことはどうでもいいくらい、強いメッセージを感じるお芝居だった。家族って何?ふつうって何?ずっと一緒にいようと約束した人がかけがえのない人になるんじゃないの?血のつながりって?婚姻届って?戸籍って何?

・・・そんなシンプルなことをずしりと考えさせる内容でした。一生懸命伝えようという気持ちこそが人を動かすんだと、再確認。重い課題を残して、旅立たれてしまったようです。

あらためて、ご冥福をお祈りします。
[PR]
by autumnt | 2004-06-18 23:47 | 観タ・見タ

浪人街

a0012708_12411.jpg豪華絢爛とは、まさにこのこと。贅沢極まりない。今、日本で12,500円払うと、こういうものが観られるんだー、と思いながら観ていました。それ以上でもそれ以下でもなく、事実として、ね。

直感的な印象としては、ブラジル代表のサッカー観ている感じ。悪く言えば4番バッターばっかり集めた巨人とか、レアルとか。ひとりひとりは非常に上手。それは役者さんだけでなく、衣装=ワダエミ、音楽=坂本龍一、脚本=マキノノゾミetc裏方さんたち含めて、いいなあと思わせるんだけれど(特に、やっぱりというか、音楽&衣装は本当に素晴らしかった)、あくまで個人プレー。混ざってない。融合していない。ひとつの舞台を見ているというよりは、それぞれの出演者・スタッフが自分の技術を披露するために、浪人街という題材を利用している、という印象が強かった。

だから(?)、最後のかなり大掛かりな殺陣は非常に見ごたえがあり、ここで初めてひとつの舞台を見ているような気がしました。思わずぐぐっときてしまった。各々の能力が高すぎてそれまでもてあましていたのが、「大掛かりな殺陣」という難材料を与えられたことによって集約されたような気がして、ものすごく惹きつけられました。あの殺陣は本当にすごかった。あれだけでも、観てよかったなと思えるくらい、なかなか観れるものじゃありませんよ。

・・・んー、まあでも、同じお金を払うなら、正直6,000円の芝居を2回観に行った方がいいな。やっぱり私は、個人プレーよりチームプレーを観たいので。
[PR]
by autumnt | 2004-06-10 01:25 | 観タ・見タ

ニューヨーク グッゲンハイム美術館展

a0012708_202949.jpgBunkamura ザ・ミュージアムにて開催
会期:2004年7月17日(土)~10月11日(月・祝)。
今回は79作品来るらしい。

グッゲンハイム美術館は、NYの美術館通りにある美術館で、展示作品は現代より(ルノアールとかの印象派のものもあるけれど)。ウォーホール(このサイトのものはいかがかと思うが、有名どころかなと。ちなみにウォーホールは贋作が多いことでも有名)もけっこうあるし、カンディンスキーのコレクションは世界一らしい。NYにある美術館の中では一番好き。理由は展示作品が他の有名な美術館と比べて多くないので観ていて疲れないのと、建物がおもしろいから。フランク・ロイド・ライトの有名なうずまき建築(写真)。眺めてるだけでおもしろいでしょ。

さすがに建物までは来ませんが、夏の暑い日に涼を求めがてら行くのもよいのではないかと(ちょっと先だけどね)。海外から来る美術展の中では、いいとこ目をつけてるなと思います。なんであゆがイメージソングを歌うのかがよくわからないけど、そうでもしないと、お客さんの目をひけないってことかなぁ、(あゆが歌うと本当にお客さんが来るのかどうかは知らない)。

ホンモノのグッゲンハイム美術館のホームページはこちら
[PR]
by autumnt | 2004-06-06 20:31 | 観タ・見タ

GO

a0012708_23145.jpg蛇にピアスのことを書いてたら、GOを思い出した。

"名前ってなに?バラと呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま。"

-What ’s in a name? That which we call a rose
By any other name would smell as sweet.
-----Romeo and Juliet. ACT II Scene 2.


名前は本質ではない。両作品から投げられた共通のメッセージかな。

私は、GOは、ジョンイルとクルパーの友情物語だと思った。
[PR]
by autumnt | 2004-05-27 23:15 | 観タ・見タ

アメリ

a0012708_15026.jpg研究計画書がひと段落・・・したことにして、先週末TSUTAYAの半額クーポンにのせられて借りてきたDVDをみまくるの会。

アメリは2回目ですが、ビタミン映画ですね、本当に。オドレイ・トトゥがキュートすぎっ!思わず「がんばって!勇気出して!」と声をかけたくなってしまう。自分の幸せをつかみにいくって勇気いります。それを知ってはじめて、幸せな人をココロから祝福できるのかもしれない。フランス映画はだいたい好きじゃないんだけど、これは例外。たぶん、これからも数年に一度、何とはなしに手にとって見続けると思います。
[PR]
by autumnt | 2004-05-22 01:51 | 観タ・見タ

Jam Films

a0012708_030.jpgショートフィルムの作品集。岩井俊二、行定勲、北村龍平、堤幸彦などなど、話題性の高い映画監督or映像作家さんたちが、自分の好きなテーマで15分前後の作品を作っている。

内容は好き好きだと思うけど、こういう企画自体に拍手を送りたい気分。7本並べると、それこそ違いがくっきりしてて、でも同じタイミングで話題になっている監督さんたちだからか、なんとなく共通点めいたもの(どうしようもないくだらなさの中に、"ああ、そういう感情ってわかる"と共感ポイントが見つかっちゃう←北村龍平の作品だけちょと違うかも)もあったりして、興味深かった。今Jam Films 2が公開されているらしい。ぜひ観たい。

どうでもいい話ですが、私はJUSTICEとARITAが好き。あなたはどう?
[PR]
by autumnt | 2004-05-16 00:04 | 観タ・見タ

ヒトミ

a0012708_05847.jpgキャラメルボックスの再演作@シアターアプル。キャラメルボックスというのは、上川隆也がいる劇団というと、今では多くの人たちに通じるのかな。中学・高校時代、演劇部の公演で何度となくキャラメルの台本を上演したものです。たまたま友人を通じて無料招待券が手に入ったので(ありがとうございました)、今回8年ぶりに観に行ってみた。

率直に言って、8年前と全く変わっていないことに、懐かしさと寂しさと感じました。もちろん9年前の再演作(初演時は観てない)だからかもしれないけど、全てが予定調和で意外な展開まるでなく、役者さんも上手だと思わなかったし、舞台装置が具体(ホテルのロビー)なのに、装置移動ゼロで海辺まで表現しようというのはやっぱり無理があったと思う。というか、それを表現できるだけの能力が今日の役者にはなかったと思う。そしてカーテンコールで延々しゃべらないでほしい。余韻が消えてしまうではないですか。たぶんキャラメルリピーターにはウケるのだろうけど。

そう、カーテンコールだけではなく、内容も劇中のギャグも、全部内輪ウケのような気がしたんです。つまはじきにされているような感じ。これじゃあ客層広がらないよな・・・と思ってしまった。ただいい点もあって、劇団スタッフの対応が非常によい。ロビーで案内しているスタッフや、グッズ販売をしているスタッフ、みんなとても気持ちよく対応してくれます。これは素晴らしい。それと無料配布のパンフレットもよい。内容がおもしろい。そして、その昔大好きだった劇団ショーマ川原和久さんが客演で出ててちょっと嬉しかった(笑)。でもやっぱり、劇がよくないと、また観に行こうとは思わないからなあ・・・

・・・といった感じで、全体として非常に残念な思いをして帰ってきました。最近劇団制とプロデュース制について書いてあるコラム的なペーパーを読んだ影響で、いろいろ考えてしまいました。まとまったら何かしら書きます。うーむ。
[PR]
by autumnt | 2004-05-13 00:59 | 観タ・見タ

アマデウス

a0012708_145.jpgピーター・シェファーの超有名な戯曲。松本幸四郎・市川染五郎親子の6年ぶりの再演。というか、ロングラン公演で、今シリーズの千秋楽で上演400回を迎えるとか。サリエーリを演じる松本幸四郎自身が演出しています。詳しくはこちらをどうぞ。

感想は、見事なまでの西洋演劇の再現だったな、というに尽きる。サリエーリが語り部となり、とにかく最初から最後まで話す、話す、話す。松本幸四郎はすごい。素人にもすごいとわかってしまうところがすごい。彼の舞台はいくつか見たけれど、所作と発声が全然違う。全くと言っていいほど音が通らないル・テアトル銀座もモノともせず(声がまともに聞こえたのは、松本幸四郎と新井康弘だけだったよ)。彼がサリエーリを演じていなければ、この作品全体に漂っている重厚感、モーツァルトの才能がわかるが故に嫉妬してしまう自分自身への憤慨、最後に死に切れずに生き残ってしまう何ともいえない惨めさも伝わってこなかったと思う。

翻訳劇(特にヨーロッパの。シェイクスピアしかり)を見ると、台詞の不自然なまでの多さにたいてい驚くのだけれど、native speakersにとっては自然なことなんだろうか?

それにしても、ル・テアトル銀座の音響環境の悪さときたら、役者さんは泣けてくるんじゃないかと思う。それでいてやたらと舞台の奥行があるから、舞台を大きく使おうとすればするほど、声は聞こえにくくなっていまう(今日は舞台を少し前下がりにしてあって、余計にくっきりと遠近感が出てておもしろかった)。拍手の音さえ反響せず、最後のカーテンコールとかイマイチ盛り上がりに欠けるんだよね。ミュージカルだと音楽が流れる分ごまかしがきくけれど、ストレートプレイは厳しいです。本当に。あの劇場、誰が設計したんだろう。。。
[PR]
by autumnt | 2004-05-12 01:05 | 観タ・見タ

イルマーレ

a0012708_23329.jpg久しぶりに、ピタっとハマった感じがしたラブストーリー。だいぶ前から勧められていて、でもTSUTAYAで全然借りられなかったんだけど、やっと入手しました。

あるひとつの郵便ポストを通じて、2000年に生きる女性と1998年に生きる男性が出会い、手紙やプレゼントのやりとりを通じて愛を育んでいくストーリー。主役の2人(チョン・ジヒョンとイ・ジョンジェ)が切なくて、一途で、はかなくて。誰もが2人の幸せを願わずにはいられない気持ちになると思う。本当に素晴らしくよかったので、ぜひ観てください。
[PR]
by autumnt | 2004-05-09 23:04 | 観タ・見タ

たびそら

たびそら (ユーラシア大陸一周旅行記)

写真家・三井昌志さんが旅で出会った人たちの写真に散文詩のようなコメントをつけた作品?がたくさん掲載されています。たまたま見つけたサイトだけど、子供たちの笑顔が素敵すぎて長居してしまいました。私も一眼レフがほしくなった。とにかく、一度見てみて!
[PR]
by autumnt | 2004-05-08 01:54 | 観タ・見タ