観タ・聞イタ・読ンダ等

カテゴリ:読ンダ( 18 )

ku:nel

a0012708_21521.jpg最近よく読んでいるゆるーい雑誌

今月はハワイ特集。レイにこめられた思いとか、40年間波に乗り続けているママさんサーファーとか。マガジンハウスの雑誌は、ananとかいまだにちょくちょく買っちゃうし、Casa BRUTUSとかも好きなんだけど、でも重くて大きいから荷物が少なくて大きなカバンのとき限定。その点、ku:nelは薄くて軽いからいいんですよ。

ゆるーい気分になりたいとき、ぜひどうぞ。
[PR]
by autumnt | 2004-06-05 21:53 | 読ンダ

舞台は語る-現代演劇とミュージカルの見方

a0012708_212539.jpg戦後日本の演劇やミュージカルの変遷がとてもよくわかる

著者は、朝日新聞学芸部に所属し、長きに渡って舞台関係者に取材をしてきた扇田昭彦さん。現在は静岡文化芸術大学で教鞭をとっておられるようです。今活躍している劇作家さんたちが、日本の演劇史的にどういう意味を持っているのか、どういう意味を持つ作品を作っているのかがとてもよくわかる一冊。

サミュエル・ベケットの名作ゴドーを待ちながらの日本での上演のされ方の変遷は特におもしろかった。最初は救世主として描かれていた「ゴドー」だが、待っていても何も素晴らしいことは起きない、救世主がいないからこそゴドーは最後までやってこないんだ、という描かれ方に変わっていく。扇田さんが言うには、日本でのゴドーの系譜にピリオドを打ったのは、鴻上尚史の「朝日のような夕日をつれて」の幕切れのセリフ「何にも頼らない、何も待ち続けない」である、とのこと。なるほど、私は鴻上尚史の舞台が好きなのですが、彼の舞台はたしかに受動的な人間は出てこず、まずは「とりあえず」でもいいから、行動してみている人たちばかり。そういうところに惹かれるのかも。

話が少しずれましたが、とてもわかりやすくまとまっている良著です。
[PR]
by autumnt | 2004-06-05 21:26 | 読ンダ

サワサワ

a0012708_234528.jpgバリの風景を撮った写真集+バリを舞台にした小説。コンセプト勝ち。写真も小説も素晴らしい。バリは行ったことがないのだけど、バリ島の不思議さ、神々しさ、神様の近くで営む暮らしの慎ましさ、生きることへの切実さ、でも心温まる風景が本の向こう側に広がっている。とにかく読んでいてとても心地がいい。

「サワサワ」というのは、バリ島で聞こえる様々な「音」の象徴。自然の音は、力強く、でもやさしい。
[PR]
by autumnt | 2004-05-30 23:46 | 読ンダ

蛇にピアス

a0012708_222711.jpgいまさらですが、読んでみました

彼女は、ハタチでしたっけ。どこの批評にも出てるけど、文章というか、構成が上手。それでハタチとは思えない、ということなんだろうけど、でも世界観というか、世の中を見ている視点はハタチっぽいし(アングラよりだけど)、出てくる人物がピュアだなあと思った。シバさんとアマとルイの3人のアンバランスさって、みんな正直すぎることに起因している。私は別に屈折してると思わなかった。舌ピアスや刺青の痛さって、お互いの気持ちの痛さなのかもなと思いながら読みました。

谷崎潤一郎の刺青を読み直したくなりました。
[PR]
by autumnt | 2004-05-27 22:28 | 読ンダ

パリノルール

a0012708_23751.jpgこんなガイドブックがほしかった!構成といい、内容といい、イラスト&写真といい、素晴らしすぎます。筆者独自の視点からパリのいろいろが書いてあるのに、必要な情報(交通網とかメトロの切符の買い方とか)もきちんと過不足なく入ってて、このかゆいところへの手のとどきっぷりはタダモノじゃない!行く前からすでにパリにいるような気分。っていうか、パリに行かない人が読んでも楽しいと思います。熟読に値する、というか何度ページをめくってもおもしろいガイドブックって、ホントにレアだよね。
[PR]
by autumnt | 2004-05-21 23:09 | 読ンダ

梅田みかって。

a0012708_224127.jpg思いどおりの恋をする80の方法

・・・こういう類の本を読むなんて、私にとっては天変地異に近いくらい本当に相当珍しい。今週の月曜日に爆笑問題の深夜番組に梅田みかがゲスト出演していたらしく、それを見ていた人から「読んでみたら?」とメールがきたので試しに買ってみました。「いい恋愛こそ女性が幸せになる手段だから、なりふりかまわない」という彼女の考え方とは相容れない部分もあるけれど、自分にとっての幸せの定義と手に入れる方法論を持っていて、素直に実行できるところはうらやましいなと思いました。

たまには未知の領域?に一歩足を踏み入れてみるものですね。
[PR]
by autumnt | 2004-05-20 22:42 | 読ンダ

朝勉強と「研究計画書の考え方」

a0012708_6241.jpg奨学金にapplyするための書類を作っています。なかなか捗らないので、昨日は思い切って22時半に寝て、4時に起きて作業をしたら、進むこと、進むこと。環境を変えるというのはものすごい威力がある。ほんの少しの変更が、10倍くらいの変化となって返ってくる。たとえば起床/就寝時刻とか、食事とか、その日見たり読んだりしたものとか、身体的精神的健康にものすごく影響しているんだろうなあ、と思った。つまりこれって悪い方に変更したら、10倍くらいの悪い変化になるということで、なんとなく気分がすぐれない時は、きっと生活時間をちょっとだけ変えるといい気がします。

前置き長くなりましたが、この本いいです。amazonのレビューにつられて買って、まだざっくり斜め読みなんだけれど、通り一遍のマニュアルではなくて、そもそも研究とは何か?というところから考えられます。だからタイトルが「書き方」じゃなくて「考え方」なんだなあと納得。大学院進学を考えている方はぜひお使いくださいませ。
[PR]
by autumnt | 2004-05-20 06:03 | 読ンダ

アジアンタムブルー

a0012708_15756.jpgここ数年、いろんな人に勧めている。なんで突然出てきたかというと、世界の中心で、愛をさけぶと題材が酷似しているから。

「世界の中心で~」は200万人もの人が読んでいるらしいので、内容に言及しちゃいますが、アジアンタムブルーも癌で最愛の人を亡くしてしまう男性が主人公。でも「世界の中心で~」と違うのは、主人公2人の年齢で30歳前後という設定になっています。で、私としては、(まだ30前だけど)アジアンタムブルーの方が共感したんですよ。というか号泣しましたよ。愛する人を亡くすことがわかって、動揺して、どうしたら逃げずに向き合えるか考え、でも迷い、過去の弱い自分を思い出し、自分には支えきれないんじゃないか、乗り越えられないんじゃないかと不安にかられ・・・という主人公の葛藤が痛いほど伝わってきました。本当に守り抜かなければいけないものって何だろう、今それを守れているのだろうか、自分が愛する人にしてあげられることって何だろう、と見つめ直しました。

「世界の中心で~」もよかったけれど、たぶんちょい年齢が上の人は、アジアンタムブルーの方が感情移入できると思います。ぜひ読んでみて。
[PR]
by autumnt | 2004-05-13 01:59 | 読ンダ

シアターナウ

a0012708_11728.jpgこれ、ものすごくおもしろかったんだけれど、それは私が演劇好きだからなのか?私としては、演劇に特に興味がない、観たことがない人でも十分一読に堪えうるインタビュー集だと思っているのですが。日本の演劇に足りないもの、その中で自分自身が担うべき役割であると認識しているものetc、第一線で活躍する人たちの日本の演劇界に対する意見・展望・注文・批判が詰まっています。でもそこにこめられているメッセージには、ある種の普遍性が存在していて、たとえば会社組織もそうだなあ、、、と考えさせられたりする部分もある。そして何より、誰のインタビュー読んでも痛快ですね。

誰か、舞台に興味薄めの人、読んでみてください。そして感想聞かせてください。もう本当にぜひぜひっ
[PR]
by autumnt | 2004-05-12 01:18 | 読ンダ

北東北のシンプルをあつめにいく

a0012708_231113.jpg北東北のシンプルをあつめにいく (堀井和子)

京都ブームと言いつつ、いきなり北方に飛ぶのですが、秋田・盛岡の郷土料理や知恵のつまった道具たちを紹介したエッセイです。当たり前のように食べている母の料理を、当たり前のように見ている景色を、ひとつひとつ丁寧に味わってみよう。
[PR]
by autumnt | 2004-05-08 23:12 | 読ンダ